交流強化する契機に
「第九」日本初演100年を契機に徳島県との交流を一層深め、松江豊寿の顕彰にも力を入れたい。
100年に向けて事業が動きだした。会津若松市は松江を縁に、1999年に鳴門市と親善交流都市を提携した。それ以後、市民らが視察や交流事業に訪れるなど結びつきを強めている。100年を節目に松江の功績が再び脚光を浴びることをうれしく思う。
市としては、これまでも松江の法要には毎年参列してきた。節目を迎え、松江を顕彰する企画展を開催するなど市民に周知する機会を検討したい。2018年には市内でも記念コンサートが計画されている。成功するよう市としても支援していく。
徳島との新たな交流を期待したい。徳島に松江の銅像を建立する計画がある。完成した際には、ぜひ現地に出向きたい。このような往来によって両市間の交流がさらに活発化すると思う。(福島民報)