旧吉野川を挟んで東西に広がる松茂町中喜来地区。国道11号や徳島阿波おどり空港へと続く県道徳島空港線が通るほか、高速バスターミナルがある交通の要所だ。多彩な店も多く人を引き付け、徳島の玄関口としてにぎわいを見せる。

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徳島県物産館 定番から新商品まで

 国道11号沿いにある高速バスターミナル「とくとくターミナル」に店を構える徳島県物産館は、2千種類以上の特産品や土産物をそろえる。2003年のターミナルのオープンに合わせて、県内の企業や個人などが出資して設立した。

徳島の土産物を売り込む尾崎社長=松茂町中喜来のとくとくターミナル

 「安くておいしいものが人気だった昔と違い、素材やパッケージなどこだわりがあるものが高くても売れる」と、買い物客の変化を話すのは尾崎晴祥取締役社長(72)=勝浦町棚野。菓子製造販売「ハレルヤ」の銘菓「金長まんじゅう」といった定番をはじめ、スダチ果汁入りのポン酢や阿波尾鶏の卵を使ったプリンなど個人が製造する商品を数多く並べる。

 商品に当てる照明の色を変えたり、毛筆で書いたポップを付けたりして工夫を凝らす。依頼を受けた新商品のテスト販売にも協力的で、客の反応やこれまでの経験を基に価格の変更やパッケージの改良をアドバイスする。「徳島を元気にするぞという気持ちで、頑張っている若い人を応援している」と言う。

 新型コロナウイルスの影響で利用客は大幅に減っており、「この期間を捉えて新商品の開発をぜひ検討してほしい」と各企業に呼び掛ける。その上で「徳島に来たら必ず立ち寄ってもらえる場所にしたい」とコロナ後を見据える。

 年中無休。問い合わせは<電088(699)8005>。