中野うどん学校(香川・琴平町)自宅で本場の味を再現

 自宅で本場のうどん味わって―。香川県琴平町の中野うどん学校は「オンライン讃岐うどん教室」を始めた。「先生」が実演指導しながら、参加者の質問に応えるなど双方向で進行するのが特徴で、店舗で行う教室さながらのうどん作りが楽しめる。

オンライン讃岐うどん教室で生地の切り方を実演する指導員=香川県琴平町

 教室は、新型コロナウイルスの影響で休業していた5月から開始。ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を利用し、ベテランの指導員が、参加者の自宅にあらかじめ宅配したうどん作り用のセットを使った作り方を、約3時間にわたって手取り足取り伝授する。

 生地の扱い方ひとつでおいしさが左右されるうどん。先生と参加者の意思疎通がポイントとなるため、双方向でやりとりがしやすいよう、1教室につき10人までの参加にしている。

 大阪府や神奈川県、広島県など全国各地からの参加があり、「本格的なうどんが完成して驚いた」などの声が寄せられており評判は上々だ。

 同社取締役の中野真宏さんによると、この教室により社の認知度がアップし、運営している通販の注文数が増加するなどの波及効果も生まれているという。

 コロナ禍という逆境の中にあるものの「ピンチはチャンスに変えられる」と中野さんは力を込める。「この教室を始めたことで、オンラインを活用した取り組みのノウハウの習得にもつながった。これからも時代に即したビジネスを展開していきたい」と意欲を見せる。 (四国新聞)