風神雷神図屏風の陶板画に見入る来館者=鳴門市の大塚国際美術館

 国宝級の美術作品11点を陶板などで複製した企画展「多彩な表現展ー陶板でめぐる日本美の世界」が、徳島県鳴門市の大塚国際美術館で開かれている。大塚グループの大塚オーミ陶業(大阪市)が制作した。2月21日まで。

 尾形光琳の「風神雷神図屏風(びょうぶ)」と、後に酒井抱一が裏面に描いた「夏秋草図屏風」を表裏一体で展示。雪舟の「秋冬山水図」、葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」のほか、「火焔(かえん)土器」「キトラ古墳壁画」といった作品を年代順に並べ、同時期に描かれた西洋絵画も紹介している。

 風神雷神図屏風に見入っていた阿南市の会社員の男性(30)は「色使いが美しく、テレビなどで見るより迫力がある」と感心していた。

 企画展に合わせ、和洋の作品を見比べながら楽しめるリーフレットを用意した。館内のカフェでは、風神雷神の焼き印を入れたモナカ皮付きの「風神雷神ぜんざい」(税込み800円)を期間限定で提供する。