倒木により片側車線がふさがれた国道438号=10日午後12時20分ごろ、つるぎ町貞光

 10日の徳島県内は上空の寒気が弱まったものの、冬型の気圧配置が続き、各地で厳しい冷え込みとなった。前日から朝にかけて山間部を中心に平地でも雪が積もった。

 徳島地方気象台によると、最低気温は全8観測地点で0度を下回った。積雪は午前5時時点で三好市西祖谷山村で15センチ、東みよし町で5センチを記録した。

 つるぎ町一宇地区では午後0時半ごろに約800戸が停電した。木の枝が雪で高圧線に触れ、断線したのが原因で、約5時間後に復旧した。同町貞光の国道438号では、倒木が片側1車線(幅約7メートル)の半分をふさいだ。通行は可能。徳島自動車道は、積雪で土成インターチェンジ(IC)-井川池田IC間が一時全面通行止めになった。

 11日の県内はおおむね曇りで、夜に雪が降り始め、12日未明~朝は山地を中心に平地でも大雪となる所がある見込み。12日午後6時までの24時間予想降雪量はいずれも多い所で北部、南部とも山地で10~20センチ、平地で5~10センチ。

 気象台は「12日朝の通勤や通学の時間帯は交通機関への影響が予想される。時間に余裕を持った行動を心掛けてほしい」としている。