県勢同士の決勝でプレーする両チームの選手。攻撃側が国府球友クラブ、守備側が徳島クラブ=神戸市のほっともっとフィールド神戸

 60歳以上の選手たちが参加して初めて開かれた還暦野球大会「おじいちゃんの甲子園大会」(11月28~30日、神戸市)で、徳島県から出場した2チームが優勝と準優勝を果たした。県勢同士による決勝になり、レベルの高さを示した。

 優勝したのは国府球友クラブ(徳島市)で、準優勝が徳島クラブ(美波町)。

 大会には、計350チームが参加して5県であった予選を勝ち抜いた10府県の12チームが出場。神戸市のほっともっとフィールド神戸(神戸総合運動公園)を会場に行われた。

 国府球友クラブは、初戦に打線が爆発し、三重のチームに13対0と大勝。2回戦は石川のチームに苦戦を強いられたが、主砲の小林聖一さん(66)=鳴門市大麻町牛屋島、農業=が2ランホームランを放って逆転勝利し、準決勝も勝ち抜いた。

 徳島クラブは、監督でエースの若井孝司さん(69)=海陽町浅川、団体職員=ら投手陣が好投し、準決勝までの3試合でわずか1失点。打撃陣も富田伸滋さん(63)=牟岐町中村、自営業=を筆頭に奮起し、静岡のチームとの2回戦では20対0と完勝した。

 決勝戦は、国府球友クラブの松尾誠治さん(61)=吉野川市鴨島町森藤、徳島大職員=が素晴らしいピッチングを披露。1安打に抑え、国府が3対0で勝利した。

 大会は、滋賀・奈良などの行政関係者らでつくる一般社団法人・日本生涯還暦野球協会の主催。今後も継続される予定で、甲子園球場での開催も視野に入れている。両チームの選手は「県内のチームと切磋琢磨し、今後の大会でも上位を目指したい」と意気込んでいる。