全国で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、徳島県阿南市の表原立磨市長が昨年12月、市長を支持する市議会最大会派・新生阿南(9人)の市議らと計11人で会食していたことが13日分かった。市長は徳島新聞の取材に「配慮に欠けた」と述べた。

 市長や新生阿南の市議によると、市議会12月定例会開会中の17日に市長、副市長、政策監2人と市議7人が、意見交換会の名目で市内の飲食店で午後6時から約2時間会食した。広い部屋に間隔を空けて座り、換気を行った。市長は飲食時以外はマスクを着用していたという。

 17日は総務委員会が開かれ、21日が閉会日だった。新生阿南の野村栄会長は「10人規模ならいいと思って会を開いた。来てもらった市長らにも迷惑を掛けて申し訳ない」。市長は「市内の感染状況を鑑みて参加した。感染対策と経済の循環というバランスを取る微妙な時期ではあったが、一部配慮に欠けた」と語った。

 市は12月15日にホームページで「新年会・忘年会で最も大切なことは、少人数で開催することです」などと注意喚起していた。

 県内では全国知事会長の飯泉嘉門知事が12月に県議会2会派と大人数で会食を行った。