新型コロナ感染者について会見する飯泉知事=14日、県庁

 徳島県は14日、30~80代の男女4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち40代男性は阿波市の交番に勤務する阿波吉野川署員。仕事上の研修で3~9日、東京都内に滞在していた。残りの3人はクラスターが発生した徳島市の有料老人ホーム「クレア城南」の入所者と職員。いずれも軽症という。県内で感染が確認されたのは累計272人となった。

 県や県警によると、40代男性は北島町在住。9日に都内から帰県し、11日にかけて宿泊施設に滞在した。12日に交番に出勤した際の検温で37・5度の熱があり、早退して医療機関を受診。民間検査機関のPCR検査で13日に陽性と判明した。12、13両日は県警の待機宿舎で過ごした。

 県は住民らとの接触はなかったとして、濃厚接触者はいないとみている。

 クレア城南で感染が分かったのは、80代の男性入所者2人と徳島市の30代女性職員。11日の検査では陰性だったが、発熱やせきなどの症状が出て再検査したところ、陽性と分かった。クラスターの規模は38人になった。

 県はこのほか、クレア城南職員の家族や藍住町の20代男性会社員の知人ら濃厚接触者3人が検査の結果、陰性だったと明らかにした。