臨時記者会見を行う飯泉知事=県庁

 徳島県は15日、20~80代の男女12人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち板野町の80代女性はクラスター(感染者集団)が発生した徳島市の有料老人ホーム「クレア城南」の職員が勤務していた別の医療機関の入院患者。県は関連するクラスターと判断し、医療機関名を「リハビリテーション大神子病院」(同市大原町)と公表した。サッカーJ1徳島ヴォルティスの20代の選手1人も陽性が判明した。県内で感染が確認されたのは284人になった。

 県によると、新たに感染した12人のうち6人は、クレア城南に入所する70~80代男女5人と徳島市の50代女性職員。クレア城南の感染者は累計44人で、大神子病院の患者1人と合わせ、関連クラスターの規模は45人になった。

 大神子病院には11日に感染が確認されたクレア城南の職員1人が勤めており、入院患者の食事や入浴のケアに当たっていた。入院患者のうち、80代女性に発熱やせきの症状があり、検査したところ、14日に陽性と分かった。中等症という。

 県は大神子病院の入院患者48人と職員8人の計56人をクレア城南職員の濃厚接触者と判断。感染が判明した80代女性を含む9人は既に検査を終えた。

 ヴォルティス選手は徳島市在住で、1月3~13日、大阪府に帰省。徳島に戻った13日に発熱やせきの症状があり、14日に医療機関を受診した。

 このほか感染が確認されたのは▽小松島市の50代男性団体職員▽徳島市の20代男子大学生▽徳島市の50代男性会社員▽石井町の30代女性会社員-の4人。50代男性団体職員は飲食店にも勤めており、30代女性が9日に客として訪れていた。50代男性会社員は昨年12月25日~今月11日、奈良県に帰省していた。