製麺業のウマイ(鳴門市)が、スダチの果皮を麺に入れた「すだち生うどん」=写真=を商品化した。生麺ながら長期保存できるのが特長で、土産品として売り出している。
粉末状にしたスダチの果皮を生地に練り込み、爽やかな風味に仕上げた。果皮には抗肥満作用があるとされる成分「スダチチン」が含まれており、健康面でのアピール材料にしている。
土産品のうどんは乾燥させた半生麺が大半のため、生麺のもっちりした食感で差別化を図ろうと製法を工夫。水分量を調整するなどして、冷暗所で4カ月間保存できるようにした。
馬居優社長は「出来たてのような食感とスダチの香りを楽しんでほしい」と話した。
とくとくターミナルや徳島駅などで販売している。2食入りで税別680円(だし、スダチ果汁付き)。問い合わせはウマイ<電088(686)3757>。