徳島県は15日、首都圏の旅行会社に県内の観光関連施設やサービスを売り込む「オール徳島観光商談会」を東京・目黒のホテル雅叙園東京で開いた。
県内から自治体や宿泊施設、DMO(観光地域づくり推進法人)など37団体が参加。担当者がJTB(東京)や日本旅行(同)など19社のバイヤーのいるブースを巡り、地域の見どころや施設の強みを説明した。
このほか、旅行会社が県内ツアーを企画する際の助成制度の案内や、飯泉嘉門知事による観光地のプレゼンテーションもあった。
洋ランの展示販売施設「あんみつ館」(美馬市)の藤井心総館長は「新たな集客の機会を求めて参加した。バスツアーの立ち寄り地として提案したい」と話した。
これまで四国4県が共同で観光商談会を首都圏で開くことはあったが、今回はアピール力の強化を目的に、初めて県単独で主催した。