会見する飯泉知事=県庁

 徳島県は18日、新型コロナウイルスに10~70代の男女6人が感染したと発表した。このうち鳴門市の70代男性は死亡後に陽性が確認された。県内では初めてのケースで、死亡者は累計10人となった。感染者の累計は297人。

 県によると、70代男性は17日、自宅で心肺停止状態となり、搬送先の病院で死亡が確認された。その際、院内感染を防ぐための抗原検査が行われ、陽性と分かった。新型コロナが直接的な死因かどうかは現時点で不明。男性には基礎疾患があったという。県は、男性の生前の行動歴や濃厚接触者の有無などを調べている。

 県内で感染者の死亡例は昨年9月15日以来4カ月ぶり。亡くなった10人は全て70代以上の高齢者だった。

 他に感染が確認されたのは▽徳島市の20代女性会社員▽同市の20代男子大学生▽鳴門市の20代女子専門学校生▽徳島市の10代女子専門学校生▽同市の20代女子専門学校生。

 女性会社員は13日からせきや発熱の症状が続き、PCR検査を受けて陽性が判明した。男子学生は徳島大の学生で、16日に感染が分かった同じ大学の20代男性の友人。13、14の両日、男性の自宅を訪ね、一緒に飲食するなどしていた。

 専門学校生3人は16日に感染が確認された小松島市の20代女子専門学校生と同じ学校に通い、行動を共にしていた。県は、陽性となった4人のクラスメート15人と、教員3人の計18人にPCR検査を実施する。