記者会見で徳島県内8例目のクラスターについて説明する飯泉知事=19日午後3時半ごろ、県庁

 徳島県は19日、20~50代の女性7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち4人は、既に陽性が判明している女子専門学校生4人と同じ学校の生徒3人と教員1人。校内での感染者は計8人となり、県は県内8例目のクラスター(感染者集団)が発生したと判断。学校名を「徳島穴吹カレッジ」(徳島市)と公表した。

 学校関連で新たに感染が判明したのは阿波市と小松島市、鳴門市に住む20代の生徒3人と、藍住町の40代教員。16、17両日に感染が分かった生徒4人のクラスメートと担当教員だった。8人は13~15日、同じ教室で過ごしていた。

 他のクラスメート12人と教員2人は陰性だった。県はクラスター発生を受け、同じ階で授業を受けた生徒18人を新たに濃厚接触者と認定し、PCR検査を実施する。

 このほか陽性が判明したのは鳴門市の50代2人と、徳島市の30代会社員。50代のうち1人は、17日に死亡後に感染が確認された70代男性の妻。30代会社員は15日に感染が分かった同市の30代男性会社員の同僚で、16日のPCR検査では陰性だったものの、発熱などの症状が続いたため再び検査を受けた。

 もう1人の50代は、15日から発熱や頭痛の症状があった。感染経路は現時点で分かっていない。

 県内の感染者は累計304人となった。