大きな窓から海が眺められるカフェはオーナーの井坂朋美さんが2011年にオープンさせた。カナダから取り寄せたメープルシロップを使ったメニューがお薦めだ。
メープルシロップは、収穫時期の違いによって種類が分かれていて、自然な香りと後味のすっきりした甘さが特徴。日本ではクセが少なく、ホットケーキなどにかけて楽しむ「アンバー」という種類が一般的だ。色が濃くなるにつれて味も濃厚になり、もっとも濃い「ベリーダーク」は黒蜜のように風味が豊かで、砂糖の代わりに料理に使うこともある。
新メニュー「ハンバーグ ベリーダークメープル照り焼きソース」(サラダ、スープ、ご飯がセットで1650円)は、国産牛のハンバーグに、メープルシロップ(ベリーダーク)を使ったソースをかけている。加熱すると香りが、コクがありながら後に残らない甘みで食が進む。サラダのドレッシングのほか、「メープルラテ」(600円)、「フレンチトースト メープル&バニラアイス添え」(850円)などドリンクやデザートにもメープルシロップを使ったメニューがある。
メープルシロップ(250ml1800円)の販売もしている(時期によって扱う商品が変わるので注文販売)。井坂さんは「今後メープルシロップを使ったメニューを増やして、さまざまな味わい方を提案したい」と話している。
徳島県鳴門市鳴門町高島字中島189-8
営業時間 11:00~20:00
定休 水曜
駐車場 あり
電話 088(687)0076