コロナ感染者について話す飯泉徳島県知事=県庁

 徳島県が20日、新型コロナウイルス感染を発表した10~80代の男女6人のうち2人は、クラスター(感染者集団)が発生した専門学校と高齢者施設の関連だった。徳島市の80代女性が中等症で、他は軽症か無症状。 

 県によると、20日に発表したのは▽小松島市の30代自営業男性▽同市の50代自営業男性▽鳴門市の20代自営業男性▽同市の20代男子大学生▽徳島市の80代女性▽小松島市の10代女子小学生。

 このうち20代男子大学生はクラスターが発生した専門学校「徳島穴吹カレッジ」(徳島市)の生徒と接触があった。県は関連する感染者として、クラスターの規模を計9人とした。

 80代女性はクラスターが発生した有料老人ホーム「クレア城南」(同市)の職員が勤めていた「リハビリテーション大神子病院」(同市)の入院患者で、15日の検査では陰性だった。両施設での関連クラスターは計48人になった。

 小松島市の30代男性と小学生は親子で、県は家庭内感染とみている。小学生は無症状。感染可能期間とされる検査の2日前以降は登校しておらず、小学校での濃厚接触者はいないとしている。

 この30代男性と50代、20代の男性計3人はそれぞれ、仕事で接触があった県外の関係者が陽性と分かり、医療機関を受診して検査を受けた。

 6人とは別に、県が19日夜に発表した男子高校生は徳島市在住で、発症2日前の12日から15日まで登校していた。この高校生が所属するクラスの生徒と、同じ階のクラスの生徒計113人が20日朝から自宅待機となり、他のクラスは3時限目までで授業を切り上げた。県が濃厚接触者らの調査を進めている。