徳島県議会議長の公用車として県が昨年1月にトヨタの最高級セダン「センチュリー」を購入したのは不当な支出だとして、阿波市の男性(77)が20日、飯泉嘉門知事に1650万円を返還するよう求めて県監査委員に住民監査請求した。

 請求によると、県は2007年、知事公用車としてトヨタの高級車「レクサス」を1290万円で購入する計画を立て、県民から高すぎると批判を受けて中止した経緯があると主張。レクサスより高い2130万円でセンチュリーを購入したのは県費の無駄遣いで、480万円で購入した副議長の公用車「クラウン」が相当だとして、差額の1650万円を返還するよう求めている。

 県監査委は請求を受理するかどうか検討する。議会事務局は「請求がまだ届いておらず、コメントできない」としている。