[磯]<大島>21日、波は穏やかだったが9時すぎから北東の風が強く、一部の釣り座では風裏に磯替わりをした。ゆっくりとした上り潮で水温14・3度。渡船1隻で釣り人7人。沖ソエで30~37センチのグレ3匹。沖冨士とヒッツキでも型は不明だがグレを各1匹。

 [船釣り]<室戸沖>21日、北西のやや強い風、ゆっくりとした上り潮で波は予報よりは穏やかだった。水温17・1度。仕立船で徳島市の2人が95~98センチ(12~18キロ)のブリ3匹と75~80センチのメジロ4匹、60~67センチのマダイ3匹。300号のオモリを使用してウキ下60~65メートル、ハリスは大物狙いで12~14号の2本バリ仕掛け。大物とのやり取りで大きなウキが水圧でつぶれてしまうこともあった。アタリは多かったので、潮が動けばまだしばらく楽しめそうだ。

 [潮入り川]<今切川>21日、冬の風物詩のフウセン釣りでボラがアタリだした。午前中、河口近くでサオを出した徳島市の人が40~50センチを5匹。吉野川第十堰(ぜき)下流でも気配があるので、雨で増水すれば掛かりそうだ。(県釣連盟報道部)

 [コラム] 海水温の低下で何を狙って釣りに行くか悩む時期だ。しかし梅の花が咲き、桜のつぼみも先の方がピンク色になり、少しずつではあるが、春の気配が感じられる。

 渓流のアメゴ釣りも解禁間近。ルアー釣りではブラックバス、海釣りでは産卵期のチヌの大型が狙えるようになる。もう少しの辛抱だ。それまでは釣りザオと腕を磨いてシーズンを待ちたい。