マスク着用時でも高精度で顔を識別する技術を導入した店舗入り口(富士通提供)

 富士通研究所(川崎市)は21日、コンビニのキャッシュレス決済などで実用化を進める同社の顔認証システムについて、マスク着用時でも99%以上の高い精度で個人を識別できる技術を開発したと発表した。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、買い物客らが店舗でマスクを外す負担を軽減できる。

 開発した技術は、素顔と同程度で個人を特定できる。事前登録した素顔の画像から疑似的にマスクを着けた姿をつくった上で、人工知能(AI)が判断する仕組みだ。

 富士通は、顔と手のひらの静脈の情報を組み合わせた認証システムの強みがある。今回開発した技術は2021年度中の実用化を目指す。