今夏の徳島市の阿波踊り開催に向けて機運を盛り上げるイベントが21日、藍場浜公園で始まり、徳島城の天守閣をイメージしたイルミネーションが点灯された。2月19日まで。
午後6時、7万3291個の4色のLEDが一斉にともされ、高さ10メートル、縦横13メートルの「光の城」が夜空に浮かび上がった。城の石垣部分に設けたスクリーンでは、縦2・8メートル、横5メートルの画面サイズで阿波踊りの動画や、県内外から寄せられた「コロナに負けるな!」「楽しかった夏が待ち遠しい」などのメッセージが上映された。
家族4人で訪れた小学3年の江西渉君は「迫力があってきれい。映像を見て今年は踊りたくなってきた」と話した。
事業費は2千万円で、国の地方創生臨時交付金で全額賄った。点灯時間は午後6~10時。上映する動画やメッセージは、2月4日まで市のホームページで募っている。