■汽車ぽっぽ =今井千愛、今津楓菜、原智奈、米田涼花

 徳島県にはなぜ電車が走っていないのだろう。その理由には、ある都市伝説が深く関係しているかもしれない。その伝説とは「剣山には隠された『アーク』が存在している」というものだ。

 アークとは、ユダヤの三種の神器を収めたとされる箱のことだ。外側には金箔(きんぱく)が貼られ、前方と後方には担ぎ棒が取り付けられている。どことなく神輿に見えるフォームは、ますますアークの神秘性を際立たせる。

アークの想像図

 世界を支配してしまうほどの力を持つという三種の神器。それらを収めたアークが今、徳島第1の高峰・剣山に眠っているかもしれないという。古代イスラエル人がイスラエル王国崩壊後に徳島に侵入してきた時、アークを持ち運んだかもしれないのだ。

 偉大な力を封印するアークを守るために、剣山の周囲には結界が張り巡らされている。結界を張っているのは、なんと四国八十八カ所の巡礼者だ。彼らは無意識に巡礼という行為を通してアークを守っている。

 しかし、結界を壊してしまうものがある。電磁波だ。電磁波に最も影響を及ぼすことこそが、電車の開通なのだ。故に徳島では電気を使用しない汽車のみを走らせるしかないのだ。

アークとは

三種の神器のイメージ図

 アークとは、三種の神器の入った箱のことで、イスラエル王国3代目の王ソロモンの秘宝だ。アークはすさまじい力を持っており、武器として使うこともできる。

 アークの中には旧約聖書の中でイスラエル人たちを救う魔法の道具「十戒の石板」「アロンの杖(つえ)」「マナの壺(つぼ)」が入っている。

取 材

山口敏太郎さん

 私たちは「徳島アーク説」についてもっと知るため、徳島県出身で都市伝説などに詳しい作家の山口敏太郎さんと、美馬市青年会議所の方たちにビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」でお話を伺った。

 山口さんによると、アークとはYAPという、日本人やイスラエル人の人たちのみが持つ遺伝子のことだという。その中でもイスラエル人と血のつながりが濃いといわれているのが徳島県民だ。

 徳島県民はO型が多く、目の色素が薄い人や「はたさん」という名字の人はイスラエル人との関係が濃いといわれているそうだ。

 青年会議所の方たちは、アークが連合国軍総司令部(GHQ)によって隠されている説が有効だと語った。また、日本の童謡「かごめかごめ」の歌詞はヘブライ語ではこう聞こえるという。

 カゴ.メー カゴ.メー(誰がとる 誰がとる)
 カグ ノエ ナカノ トリー(硬く安置されたものを取り返せ)
 イツィー イツィー ディユゥー(契約の箱に閉じ込められた神器を取り出せ)
 ヤーアカヴァニティー(神譜を取り 代るお守りを作った)
 ツル カメ スーベシタ(未開の地にたくさん水を引いて)
 ウッシラ ショーメン ダラ(水を溜め、その地を統治しろ)

 剣山は現在、国定公園に指定されており、掘り起こすことはできない。真相は闇の中だ。

 

 やまぐち・びんたろう 54歳 日本の男性作家。実業家、タレント、漫画原作者、ユーチューバーとしても活躍。
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