県南の磯ではうねりがあり、また水温が低く釣果も上がらないためか釣り人は少なかった。

 [渓流]<那賀川>1日、解禁日ということもあり釣り人は多く、また水量は少なく釣りづらかった。支流の南川の上流でイクラを餌に、1カ所のポイントで粘った徳島市の人が20センチ前後のアメゴ42匹。支流の釜ケ谷川で12時から3時間、川虫を餌に20センチ前後のアメゴ22匹。

 <吉野川>1日、支流の祖谷川も釣り人は多く、広範囲を釣り歩けなかった。イクラを餌に大きめのオモリを使い1カ所のポイントをじっくり釣った人が14~25センチのアメゴ60匹。同行の人も同型を60匹。

 [磯]<伊島>1日、水温14度前後。ジトウバエに磯上がりしマダイ狙いでウキ下6ヒロ前後、ハリス2・5号を使用した人が、マダイのアタリはなかったものの35センチのグレ1匹。

 <愛媛・中泊>28日、晴天だが、北西の風が強く白波が立っていた。グンカンは、引き潮が速く走り狙いが定まらず、低水温も重なり非常に釣りづらかった。吉野川市の人が、ハリス2号、ハリ6号のフカセ釣りで30~40センチのグレ5匹。同行の徳島市の人が30~45センチを6匹。大物のアタリもあったが、ハリス切れで取り込めなかった。

 [波止]<高知・室戸離岸堤>1日、朝のうちは波もなかったが、東からの風に変わる予報のため磯止めとなり沖の離岸堤に上がった徳島市の人が30~35センチのグレ3匹。同行の人も同型を2匹。サンタのアタリは多かったそうだ。また別の人が50センチオーバーのグレを上げていた。

 [船釣り]<高知・室戸沖>1日、水温17・5度でゆっくりとした上り潮。北東の風が吹き波は少々あった。仕立船では95、100センチのブリ2匹と80センチ前後のメジロ8匹、65、75センチのマダイ2匹。餌がなくなり11時にサオを納めた。(県釣連盟報道部)