3日、低水温の情報で県南部の磯や手近な一文字波止もほとんど釣り人の姿はなく目立った情報はなかった。伊島沖から由岐沖には14度台の潮があるそうなので接岸すると水温の上昇が期待できそうだ。

 [渓流]<穴吹川>3日、上流の支流は減水して濁りもなくアメゴ釣りには悪条件。平日のためか釣り人は少なかった。6時すぎから5時間足らずイクラを餌に釣り歩いた人が18~28センチを75匹。25センチ以上の良型が30匹余りいた。渇水の影響で食いが悪かったので、好ポイントでは餌のイクラだけを10~20分間くらい投入してアメゴが捕食する姿が見えだすと1カ所のポイントで10匹以上釣れた場所もあった。

 [船釣り]<室戸沖>3日、やや強い西の風、ゆっくりとした下り潮が流れ水温18度。仕立船で徳島市の人が2時間足らずマダイ狙いでサオを出したがアタリがなく、青物狙いのポイントへ移動して80センチ前後のメジロ11匹と40、45センチのイシダイ2匹。潮が下りの間はイカリのロープに仕掛けが絡んで釣りづらかったが10時半ごろから上り潮に変わるとアタリが多くなった。潮が動けばまだ期待できそうだ。

 [ルアー]<飯尾川>3日、通称ホテル裏周辺を水温が上がるのを待って、12時すぎから3時間余り釣り歩いた人は本流では姿が見えず支流の浅場で岸際の見えている魚を小型のラバージグにザリガニ型のワームをつけて33センチのブラックバス1匹。(県釣連盟報道部)