臨時記者会見を行う、(左から)徳島県保健福祉部長、病院局長、危機管理環境部副部長=29日午後3時半ごろ、徳島県庁

 徳島県は29日、阿波市の70代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。28日夜に感染を発表した県立海部病院(牟岐町)の40代女性看護師は感染症専門病棟で新型コロナ感染症患者のケアを担当していた。このほか県は80代以上の感染者1人が28日に死亡したことも公表。県内で確認された死者は累計14人になった。

 女性看護師は阿南市在住。23日に37度の熱が出て翌日に解熱。25日から全身倦怠感(けんたいかん)などの症状が現れた。28日に陽性と判明した。25日以降は出勤していない。感染経路は調査中。

 県は同じ病棟で勤務する職員31人と、女性看護師と接触のない一般病棟の職員や入院患者ら206人を検査し、全員陰性だった。

 70代男性は22日に発熱があり、いったん解熱。26日から38度台の熱が出たため医療機関を受診し、感染が確認された。肺炎などの症状があり中等症という。

 県は28日に感染を発表した徳島市の30代女性会社員について、26日に陽性と判明した同市の50代男性会社役員と同じ職場ではなく、仕事上での接触だったと訂正した。