文部科学省は29日、国公立大の2次試験志願状況の中間集計を発表した。同日午前10時現在の志願者数は、昨年の中間集計時点より3万280人少ない5万5473人で、募集人員に対する倍率は0・6倍だった。出願は2月5日まで。

 文科省によると、過去10年の中間集計の倍率は1倍弱で推移しており、新型コロナウイルスなどの影響で、受験生が例年より出願先を慎重に選んでいる可能性がある。

 志願者は、国立大(82大学392学部)が4万1882人、公立大(90大学202学部)が1万3591人。独自日程で試験を実施する国際教養大(秋田県)と新潟県立大は含んでいない。

 徳島大は29日午後5時時点で、前期308人(前年度比182人減)、後期304人(117人減)が出願し、平均志願倍率は前期0・4倍、後期1・7倍。学部・学科別で志願倍率が高いのは、いずれも後期の歯学部歯学科4・2倍、歯学部口腔(こうくう)保健学科3・5倍、医学部保健学科(放射線技術科学専攻)2・4倍など。

 鳴門教育大は同日午後5時15分時点で前期24人(21人減)、後期24人(46人減)が出願。平均志願倍率は前期0・4倍、後期1・5倍となっている。

 学部別で志願倍率が高いのは、前期日程の国立大では東京芸術大美術の7・2倍や東京工業大情報理工学院の3・1倍。公立大は東京都立大法の2・5倍などだった。

 後期日程は、国立大が京大法7・8倍、一橋大経済6・5倍の順で、公立大は東京都立大人文社会の6・9倍など。公立大の中期日程では山陽小野田市立山口東京理科大工と兵庫県立大社会情報科の2・8倍が最も高かった。