クサカゲロウの卵(白い円の中)が産み付けられたリンゴ=牟岐町川長の町立図書館

 牟岐町川長の町立図書館で、クサカゲロウの卵が産み付けられているリンゴが見つかった。卵は仏教で3千年に一度だけ咲くという植物に似ていることにちなみ「優曇華(うどんげ)の花」と呼ばれ、縁起物として親しまれている。

 長さ5ミリ程度の糸状の柄をリンゴから伸ばし、先端に1ミリ程度の楕円(だえん)状の卵を12個付けている。26日に図書館であった「朝マルシェ」で海陽町のスーパーが販売していたリンゴに付いており、見つけた木本千代子司書専門員が購入した。

 県立博物館によると、通常は葉の裏などに産卵するが、車のドアや自転車の報告例もあるという。

 卵に関する資料と共に図書館でしばらく展示する。木本専門員は「幼少期に両親から聞いて知っていた。多くの人に見てほしい」と話した。