収益の一部が動物愛護団体に寄付されるペット用除菌消臭剤「イツモクリーン・プチ」と大田社長=徳島市佐古二番町のイツモスマイル

 介護福祉事業のイツモスマイル(徳島市)が、除菌・消臭効果のある次亜塩素酸水を手軽に作れる粉末型のペット用除菌消臭剤を発売した。アルコールを含まないため、ペットが触れたりなめたりしても安全なのが特長。売り上げの一部を犬猫の殺処分ゼロに取り組む県内外の動物愛護団体に寄付する。

 商品名は「イツモクリーン・プチ」(カプセル5個入り)。ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを主成分とする粉末カプセルを水道水に溶かすと、塩素濃度約200ppmの次亜塩素酸水500ミリリットルを作ることができる。アルコール消毒液と違って犬や猫に有害なエタノールを含んでいないため、皮膚に付いたり口から摂取したりしても安全。散歩後のペットの手足や食器、ケージなどの除菌・消臭に利用できる。希望小売価格は1580円(税抜き)。

 商品化に向け市内の動物病院に意見を求めた際、県内で年間何百匹もの犬猫が殺処分されている現状を知り、捨てられた猫に不妊去勢手術を施して元の場所に戻す「TNR活動」や里親探しに取り組む民間団体への寄付を決めた。現在、助成対象はNPO法人HEART(徳島市)と、みさと動物愛護クラブ(埼玉県三郷市)の2団体で、今後も増やす考え。

 大田仁大社長(46)は「顧客のペットの健康を守ると同時に、殺処分ゼロを目指して頑張っている動物愛護団体の運営を少しでも後押しできればうれしい」と話している。

 商品は、あけぼの動物病院(同市山城西2)とルドルフどうぶつ病院(同市北佐古一番町)、とくしまスペイクリニック(同市勝占町原)で取り扱っているほか、インターネット上でも販売している。