色とりどりの花で彩られたエントランスステージを華やかに舞う踊り子たち=2019年4月20日、徳島市の藍場浜公園

 徳島の春の祭典「はな・はる・フェスタ」が、昨年に続いて中止される見通しとなった。東京など10都府県での新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の延長などを受け、開催は困難と判断した。実行委員会事務局は3日、中止を諮る書面議決書を全委員・役員計20人に郵送した。

 事務局によると、参加者の感染を予防するため、規模を縮小した上での開催を模索してきた。しかし、2日に決定した緊急事態宣言延長により、県外客の誘致促進という本来の目的を果たすのが難しくなったと判断した。

 感染予防の観点から、事務局は会合に代えて委員と役員全員に議決書を郵送した。10日までに賛否を回答してもらい、過半数が賛成すれば2年連続の中止が正式決定する。

 実行委員長の寺内カツコ県商工会議所連合会長は「フェスタに期待している人も、新型コロナの感染拡大を危惧している人もいると思う。委員一人一人の意向を確認した上で決定したい」とコメントした。

 はな・はるフェスタは実行委と徳島県、徳島市、徳島新聞社が主催。神戸淡路鳴門自動車道の全通を生かした地域経済の活性化と県外観光客の誘致促進を目指し、1998年から始まった。今年は4月17、18両日の開催を予定していた。