危機管理会議で対応を話し合う徳島県幹部=4日午後6時ごろ、県庁

 徳島県は4日、つるぎ町内の住宅地で見つかったマガモ1羽の死骸からA型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。重い症状を引き起こすかどうかは未確定で、今後詳細な検査を行う。

 県によると、1月29日に住民が死骸を発見し、町職員が回収。西部家畜保健衛生所東みよし庁舎で行った簡易検査では陰性だった。国立環境研究所(茨城県)が今月4日に遺伝子検査を行い、陽性が判明した。鳥取大で詳細な検査が行われ、1週間程度で結果が判明する。具体的な発見場所については、環境省の対応マニュアルに合わせて非公表とした。

 県は死骸のあった場所から半径3キロ圏内にある養鶏場7カ所に立ち入り検査を行い、異常は確認されなかった。環境省は回収地点から半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定。県は圏内に野鳥の死骸などがないか監視を強める。

 県は4日、県庁で危機管理会議を開催。福井廣祐副知事が、県内養鶏場での発生に備え、防疫措置の手順を確認するよう指示した。

 県内で野鳥の死骸から鳥インフルエンザが確認されたのは、2011年2月に那賀町でフクロウ1羽の死骸から見つかって以来、2例目。