傷害致死と銃刀法違反の両罪で服役中の女(22)を相手取り、女に刺されて亡くなった男性の両親が約1億185万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が4日、徳島地裁であり、園部伸之裁判官は女に約5721万円の支払いを命じた。

 判決理由で園部裁判官は、「当時20歳という若年の息子を失い、非常に大きい精神的苦痛を被った」として慰謝料3千万円、逸失利益約4325万円などを認めた。被害弁償金として支払い済みの3千万円を差し引いた。

 判決によると、女は2019年1月28日、徳島市の自宅アパートの駐車場で、車の運転席に座っていた交際相手の男性の右太ももなどを文化包丁(刃渡り約16センチ)で刺し、同31日に出血性ショックによる多臓器不全で死亡させた。