珈琲院 ピーベリーのカツカレー(鳴門市)

カツカレー(900円/11:00~14:00)食後、「想像以上に辛かった~」と言うお客が多いとか。

 珈琲の世界に入って約40年のマスター朝田幸史さん(59・鳴門市出身)。19歳で珈琲豆を扱う関東の会社に就職し、営業や配送に駆け回った。仕事が終わると会社直営の喫茶店で深夜まで働き経験を積んだ。帰郷して自家焙煎珈琲の店、ピーベリーを開いたのは24歳のとき。それ以来、二度煎りするダブル焙煎を貫いている。

写真を拡大 一歩入ると珈琲の芳ばしい香りが鼻をくすぐる。

 「最初は半生に焼いて、いったん冷ましてからもう1回焼く。この工程で豆の水分が抜けてより個性が出るんです。香りも華やかになります」。ホンジュラスがベースのオリジナルブレンド(450円)や、エチオピア産のモカ・イリガチャフェを使ったロイヤルブレンド(550円)など20種類を超えるコーヒーが楽しめる。

写真を拡大 カフェカプチーノ(530円)。シナモン香るウインナーコーヒー。

 ロングヒットを飛ばすのがカツカレー(900円/11:00〜14:00)だ。「何か変わったもんをしたいと思って辛いカレーにしたんです」と朝田さん。20人前は優に作れる大きな鍋に、みじん切りにした玉ねぎと人参を八分目まで入れてじっくり煮込む。7種類の香辛料を配合し、スパイシーに仕上げている。作りたては尖った辛さで、時間が経つほどにマイルドになっていく。

 朝田さん的には「仕込んで3日目くらいが一番美味しいと思うんやけど」と言うが、1日や2日でなくなってしまうことも多い。さらには、仕込みたての辛さを狙って来店する人もいるとか。「次いつ仕込むん?て確認して帰るお客さんもいるんです(笑)」。そんな話を聞きながら、いよいよひと口…。

 か、か、辛い!が、その刺激の中にルウに溶け込んだ野菜の旨味を感じる。吹き出す汗を拭いながら、食べる手は止まらない。確かにクセになるスパイシーさ。辛党の方はぜひお試しあれ。

住所=徳島県鳴門市撫養町南浜東浜31-8
088-685-2184
営業時間=7:30~20:00
定休日=月曜

駐車場:あり
多機能トイレ:なし
Wi-Fi:なし
完全個室:なし
座敷席:なし
開店:1985年