カナディアンコーヒーハウスのドライカレー(700円)

写真を拡大 ドライカレー(700円)ターメリック色のライスに野菜たっぷりのルウとスクランブルエッグがのる。サラダつき。

 緩やかにカーブした柱を組み、屋根と壁が一体化したユニークな建築を気に入り、20年前から喫茶店を営む犬伏さん。レトロなランプが灯され、まるで山小屋を訪れたような雰囲気が漂う。
コーヒー豆は神戸珈琲(兵庫県)から仕入れる。鑑定士が目利きした世界各地の良質な豆を、要望通りに焙煎してもらっている。

 カウンターの奥のサイフォンで、犬伏さんがきっちりと時間をはかりながらコーヒーを淹れる。オリジナルブレンド(450円)は、飲んだらスッと苦味が消える深い味わいで、ミルクや砂糖とも相性がいい。

写真を拡大 ランプの明かりが落ち着く店内。奥行きがあるように感じる独特の建築。

 「うちは喫茶店ていうより、食堂よなぁ」と、料理を担当する和田さんに笑いかける犬伏さん。二人がまかないを食べている様子を見たお客さんから「同じの作って」と頼まれるようになり、焼きうどん(650円)や焼肉定食(900円)など、メニューはどんどん増えていった。

 ターメリックで炒めた黄色いライスの上に、スパイスの香りが立つルウと、ほんのり甘いスクランブルエッグがのるドライカレー(700円)は、オープン当初からあるメニュー。ルウに玉ねぎや人参をたっぷり入れるのがポイントで、野菜の甘味によってスパイスの辛味がマイルドになり、合挽き肉はふっくらとして、瑞々しいルウができあがると言う。

 「他のメニューにも野菜はたくさん使っています。焼きそばなんか、野菜炒めのなかにそばを入れた感じだし」と和田さんがにっこり。

 お米は農家さんに頼んで無農薬米を作ってもらい、コーヒー豆やその他の食材も、自分たちで味を確かめてコレと思ったものしか使わない。昔は豆の解説やこだわりをメニュー表に記していたこともあったが、今はシンプルに「“おいしい! もう一回食べたい”って思ってもらえるのが一番」と微笑む。

写真を拡大 つい目で追ってしまう個性的な外観。運転免許センターの近く。

住所=徳島県松茂町笹木野八北開拓193-3
088-699-2022
営業時間=7:00〜LO17:00
定休日=無休

駐車場:あり
多機能トイレ:なし
Wi-Fi:なし
完全個室:なし
座敷席:なし
開店:2000年