記者会見する仁井谷保健福祉部長(中央)=9日午後5時20分、県庁

 徳島県は9日、新型コロナウイルス感染が8日に確認された20代男性と80代女性について詳細を発表した。男性は藍住町の会社員で、クラスター(感染者集団)が発生した鳴門高校(鳴門市)の男子生徒の兄。同校と生光学園高(徳島市)にまたがる関連クラスターの規模は48人となった。

 県によると、女性は兵庫県在住で、7日に徳島県内の病院に救急搬送された際、抗原検査で感染が分かった。1日に吐き気の症状が現れ、その後も全身倦怠(けんたい)感やせきが続いていた。集中治療室で人工呼吸器を装着しており、重症という。

 男性は無症状。鳴門高に通う弟の感染が1月26日に確認され、両親ともう一人の弟の陽性も判明していた。2度の検査で陰性だったものの、3度目の検査で感染が分かった。鳴門高生が感染して以降、リモートワークをし、外出は自粛していた。

 県内の感染者は累計397人となった。