殺処分作業を行う県職員ら=美馬市(県提供)

 徳島県は9日夜、危機管理対策本部会議を開き、高病原性鳥インフルエンザの疑いがあるウイルスが検出された美馬市の養鶏場で行っていた肉用鶏約7千羽の殺処分が終了したと発表した。

 殺処分は午前9時45分に開始。鶏舎内に泡を充満させて低酸素症で鶏を死なせる「泡殺鳥機」を初めて使い、午後4時35分に終えた。当初、養鶏場への聞き取りでは飼育数を約8千羽としていたが、実際の飼育数は約7千羽だったとした。

 この日は県職員計122人を動員。近くに埋める場所がないため、徳島市の民間焼却施設に鶏を搬出して処分している。今後、鶏舎の消毒などを進める。

 鳥インフルエンザが確認された養鶏場から半径3キロ圏内の移動制限区域では、県職員らが養鶏場11カ所の立ち入り調査を実施。目視では異常は見られなかった。