徳島赤十字病院に搬入された超低温冷凍庫=小松島市小松島町

 新型コロナウイルス感染症のワクチンを保管する超低温冷凍庫の徳島県内への配備が10日、始まった。まず接種や保管の拠点となる「基本型接種施設」12カ所に計13台が設置される予定で、この日は徳島大学病院と徳島市民病院(いずれも徳島市)、徳島赤十字病院(小松島市)にそれぞれ1台搬入された。

 搬入された冷凍庫は幅55・7センチ、奥行き64・5センチ、高さ88・7センチ。マイナス75度での保管が必要な米製薬大手ファイザー製ワクチンに対応しており、最大9750回の接種分を収納できる。ほかに容量の異なる冷凍庫も配備される見通しで、13台で最大計11万7千回分を保管できる。

 徳島赤十字病院には正午ごろ、トラックで運び込まれ、1階の医薬品保管スペースに設置した。

 残る9カ所の基本型接種施設には16、17両日、計10台が配備される。3月以降に順次追加され、6月末までに県内全体で計68台になる予定。県は配備先を「調整中」としている。

 県は医療従事者の接種開始を3月中旬と想定。現在、医療機関から接種希望者を募ってリストを作成している。基本型接種施設の近隣の医療機関を「連携型接種施設」に指定し、両施設で接種を行う。

 65歳以上の高齢者の接種開始は早くても4月1日以降、一般住民の接種は未定としている。