臨時記者会見を行う飯泉知事=11日午後4時半ごろ、徳島県庁

 徳島県は11日、藍住町の70代無職男性1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。クラスター(感染者集団)が発生した同町の浜病院の60代女性職員の夫で、関連するクラスターの規模は22人になった。県内の累計感染者数は419人となった。

 県によると、10日に感染が判明した16人のうち、入院患者は▽藍住町の60~90代女性4人と80代男性▽板野町の70代男性と80代女性▽鳴門市の70代女性。職員は▽上板町の20代女性▽藍住町の60代女性と40代男性▽鳴門市の50代女性▽板野町の20代男性▽阿波市の20代男性▽北島町の50代男性▽徳島市の20代男性。

 症状は、入院患者のうち藍住町の80代男性と90代女性に発熱があり軽症。職員は上板町の20代女性、藍住町の60代女性と40代男性の3人が軽症で、発熱やせき、喉の痛みなどの症状がある。他の11人は無症状。

 11日に感染を発表した70代男性は妻の濃厚接触者として10日に抗原検査を受け、陽性となった。せきや喉の痛みがあり、軽症。

 県はこのほか、9、10日に感染を確認した職員の家族や友人ら28人の濃厚接触者がPCR検査の結果、陰性だったと明らかにした。濃厚接触者は残り2人で、今後検査を行う。

 病院は当面の間、外来診療や入退院を中止する。