徳島ヴォルティスの新体制発表会で質問に答える(左から)藤田譲、鈴木大、鈴木徳=徳島市のアスティとくしま

新体制発表会でJ1定着を誓う徳島ヴォルティスの選手と、動画でメッセージを届けたポヤトス新監督=徳島市のアスティとくしま

 「J1勢を相手にどれだけ通用するか楽しみ」。14日に徳島市のアスティとくしまで開かれた徳島ヴォルティスの新体制発表会で、選手たちは7年ぶりに臨む国内最高峰リーグでの成長と躍進を誓った。「昨年より多く得点する」。それぞれ個人目標も掲げ、J1定着に向けて1年間ぶれずに戦い抜く強い覚悟をのぞかせた。

 参加した33選手のうち、4人一組ずつで計16選手がインタビューコーナーに登壇。J2東京Vから新加入したMF藤田譲は、初のJ1シーズンを前に「できることはいっぱいあるはず。どんどんチャレンジしたい」。16日に19歳になる若手のホープは笑顔で語る。徳島で3年目のDF田向は「個の能力が高いJ1勢の攻撃をどれだけ止められるかを課題に臨む」と抱負を述べた。

 新型コロナウイルスの感染防止のため無観客で行われた発表会は、投稿サイト「ユーチューブ」のクラブ公式チャンネルでライブ配信。チャット機能を使って視聴者から質問が寄せられた。J1で132試合の出場経験を持つMF藤田征は「J1に残留するためには何が必要か」との問いに対し、「チームとしてやろうとしていることを最後まで信じて貫くのが大事」と答えた。

 ファン・サポーターに事前に募った「ユニホーム姿を見たい選手」の投票結果も公表され、1位にMF岩尾、2位にMF渡井、3位にFW河田が選ばれた。3人は新ユニホームを着て登場。渡井と河田は昨季、J2ランキング3位の17点を挙げたFW垣田を引き合いに出し、「垣田選手に負けないよう2桁得点を目指す」と力強く話した。

 「どのJ1チームとの対戦が楽しみか」との質問に岩尾は「全部です。どことやっても刺激的な試合になる」と回答。その上で昨季まで4年間徳島を率いたロドリゲス監督が新指揮官となった浦和との対戦に触れ、「お世話になった方なので勝つことが恩返しになる」と語った。