美馬市とつるぎ町でつくる美馬環境整備組合が建設したごみ最終処分場(同市脇町拝原)を巡り、地元住民が組合に対して事業費の支出差し止めなどを求めた住民訴訟で、最高裁第2小法廷(三浦守裁判長)は住民側の上告を受理しない決定をした。12日付。住民側敗訴とした一、二審判決が確定した。

 原告は2012年12月、組合が埋蔵文化財調査委託費2950万円を市に支出したのは違法として徳島地裁に提訴。19年3月に地裁は「処分場の必要性は高い」とし、行政の裁量権を逸脱、濫用(らんよう)したとは認められないとして原告の訴えを棄却した。20年9月の高松高裁の二審判決も一審判決を支持して原告の請求を退けた。