【この記事は徳島新聞メディアの1DAY仕事体験に参加した学生記者が執筆しました。】

 徳島市民の台所・中洲総合水産市場前に店を構えて約30年、前身の和洋菓子店「東條文明堂」時代から数えると約120年の歴史を持ち、終戦直後からパンを作っている老舗で、近隣住民や常連客らから愛されている。現在は4代目店主の木内千春さん(85)夫婦が店を切り盛りしており、先代から引き継いだ技術に、日清製粉技術者との共同研究の成果を取り入れた独自の製法と、化学調味料などを使わない厳選素材で生み出されたパン約85種類が毎日店頭に並ぶ。=価格は税込み

(鳥取環境大・星中俊哉)

 

〈1位〉メロンパン(豆パン)(115円)

 パン生地をカステラ生地で覆い、砕いたピーナツをまぶして焼き上げる、70年以上前から変わらない店を代表する一品だ。戦後すぐに売り出された頃は「豆パン」という名称だったが、その後に出回ったメロンパンに形が似ていることから改名した。常連客の中には、店頭に並んでいる物を全て買ったり、30個以上まとめて予約購入する人もいるほどの人気商品。木内さんが「相性抜群」と話す牛乳と合わせて食べてみてはいかがだろうか。

(日本大・内藤こすも)

 

〈2位〉チーズたっぷり(250円)

 ふわふわとした生地の表面にこんがりと焼かれた香ばしいチーズが、中にはプロセスチーズがたっぷりと入っており「チーズ好きのために開発した」という説明も納得の商品だ。他のパンと比べると値段は割高だが、一度に2、3個をまとめ買いするリピーターもいる。トースターやレンジで温めるとチーズが溶けて、よりおいしく食べられる。

(日本大・内藤こすも)

 

〈3位〉さくらあん(135円)

 2月初めから4月いっぱいまでの予定で登場している期間限定商品で、桜の花をかたどった生地の中に、桜の葉を練り込んだピンク色の白あんが入っており、目でも舌でも春を感じられる。砂糖控え目で、口に入れると桜の香りが豊かに広がる店主こだわりのあっさりとした味わいのあんと、小さめに作られた生地とのバランスが良く食べやすい。

(長崎県立大・露原大輔)

 

■アポロベーカリー
 住所=徳島市幸町3丁目101
 営業時間=6~18時
 定休日=日曜・祝日
 駐車場=5台
 電話番号=088(654)3238