【この記事は徳島新聞メディアの1DAY仕事体験に参加した学生記者が執筆しました。】

 1951年創業という県内パン店でも有数の長い歴史を持つ店の目印は、大きな看板に描かれたかわいい「タロー坊や」。二代目店主の森正一さんによると、店名は先代が修業を積んだ大阪の「タローパン」に由来する。「食品添加物は極力入れたくない」という森さんの強いこだわりを反映し、原材料や国産小麦の配合割合にこだわったパンを作り続ける。国産小麦だけを使ったパンや、酸化防止剤の入っていない油を使った商品もあり、子どものいる女性客らからの支持が厚い。

(徳島文理大・羽田野奏)

 

〈1位〉国産小麦食パン(税込み259円)

 「県内でも数少ない」という国産小麦100%にこだわった食パン。材料は北海道産と九州産をブレンドした小麦、バター、新鮮な牛乳、粗糖、イースト、塩とシンプルだ。食品添加物など余計な物を加えていないため素朴で毎日食べても飽きない、誰からも愛される味になっている。1日に100~120斤を焼き上げるものの、早いときには午後1時に売り切れる。子どもに安全な食品を食べさせてあげたいという思いで購入する母親が多いという。

(徳島大・北原七海)

 

〈2位〉国産小麦自然派ドーナツ(税込み60円)

 北海道産と九州産の小麦粉と、食品添加物を極力排した特注のミックス粉を使い、酸化防止剤の入っていない油で揚げている。砂糖をまぶしたタイプと、チョコレートでコーティングした物の2種類があり、甘さ控えめながらもズッシリとした歯ごたえで、出来たてはもちろん時間がたってもおいしく食べられる。手頃なサイズと価格に加え、酸化防止剤や乳化剤が入っていない油や、アルミ成分が含まれていないベーキングパウダーを使っており、子どもでも安心して食べられるとして子育て中の母親らの人気が特に高い。

(徳島文理大・木下夢菜)

 

〈3位〉ミルクブレッド(税込み119円)

 先代店主の時代から販売されている、学生から大人まで幅広い年代に愛されるロングセラー。国産小麦に加え、粉乳をたっぷりと使っており、2度に分けて長時間発酵させるためふんわりとした食感に仕上がっている。どこか懐かしさを感じさせるシンプルな甘さと素朴な味わいが人気で、店頭とコープ自然派での販売を合わせると多い時は1日に300~400個売れる。

(四国大・青木舜典)

 

■タローパン
 住所=徳島市徳島町城内6-34
 営業時間=午前7時30分~午後7時
 定休日=日曜、祝日
 駐車場=4台
 電話番号=088-652-4461