新駅設置が検討されている区間=徳島市幸町2

 徳島県の飯泉嘉門知事は19日の県議会2月定例会本会議で、徳島市文化センター跡地などでの新ホール整備に合わせてJR牟岐線に設置を目指す新駅について、線路西側にある市役所来庁者用駐車場付近に整備する方向でJR四国や市と協議を進めていると明らかにした。岡佑樹氏(自民)の一般質問に答えた。

 新駅の位置は、南北に約120メートルの来庁者用駐車場を含む約150メートル区間で検討。プラットホームの長さは、イベントなどの際に最大4両編成の列車が停車できる約90メートルとする考えを示した。

 県などは2021年度に▽新駅から新ホールのエントランスに直結するアクセス▽県民アンケートによる利用者予測を踏まえた新駅の事業効果▽JR高徳線や徳島線から新駅までのスムーズな運行計画―などを検討する。

 知事は1月5日、JR四国の半井真司会長と西牧世博(つぐひろ)社長に新駅設置への協力を要請し、前向きな回答を得たと説明。「徳島市が目指す県都のまちづくりに相乗効果をもたらせるよう、県市協調で取り組みたい。新ホールの完成を待つことなく設置する」と述べた。

 新ホールは市文化センター跡地と県青少年センター、市中央公民館、市社会福祉センターの敷地を建設用地として計画。25年度の開館を予定している。新駅は、知事が昨年12月、ホールへのアクセス向上などを目的に設置を目指す考えを表明した。

 一般質問には岡氏のほか、山西国朗(自民)扶川敦(護民官)の両氏が登壇した。