トラックの改修工事が進む鳴門ポカリスエットスタジアム=鳴門市撫養町

 徳島県は、鳴門ポカリスエットスタジアム(鳴門市)のトラック舗装を改修している。最新素材を使った舗装は世界陸連の認証が得られる見通しで、世界記録の公認や国際大会開催が可能になる。2022年3月の完成を目指している。

 改修前のトラック舗装は全天候型のウレタン樹脂を使い、東四国国体の開催に合わせて1992年7月に整備。県内で唯一、国体や日本選手権など全国規模の大会が開催できる日本陸連の1種公認施設となった。

 走行性を高める表面の凹凸が摩耗するなど経年劣化による傷みが目立ち、2016年に行われた5年に一度の公認検定で改修が必要との指摘を受けた。県は世界陸連の基準を満たす最新素材を使って全面的にウレタン樹脂を張り替えるとともに、トラックのレーン幅などを世界基準に合わせる。総事業費は約7億円。

 昨年12月に着工。サッカーJ1徳島ヴォルティスの試合日程に影響が出ないよう、3~11月は工事をしない。スタジアムでは22年夏に全国高校総体の陸上競技が予定されている。