臨時記者会見を行う飯泉知事=20日午後4時半ごろ、徳島県庁

 徳島県は20日、藍住町の30代女性パート従業員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。女性は、指導者や所属男児の感染が判明しているスポーツクラブの活動に参加しており、県はこのクラブに関連するクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。県は感染拡大防止条例でクラスター発生時の施設名の公表基準を定めているが、クラブ名は「メンバーが名簿で特定できている」などとして公表しなかった。クラスターの規模は保護者らを含めた9人で、県内での発生は11例目。

 女性はスポーツクラブに所属する子どもの保護者で、14日に屋内でクラブのサポート活動を3時間程度行っていた。女性の子どもは17日に陰性が確認されているが、女性は同日に感染が判明したクラブ指導者で藍住町の60代男性町職員の接触者に当たるとして19日に検査を受け、陽性と分かった。女性は無症状。

 県はクラスターと認定した理由について、女性のほか、クラブに所属する男児3人、指導者1人、保護者2人の計7人が14日に同じ屋内施設で活動していたとしている。

 飯泉嘉門知事は会見で、スポーツクラブの感染症対策として「室内での活動中は大声を出さず、汗や唾液にも気を付けてほしい」と語った。