徳島県の飯泉嘉門知事は20日の会見で、医療従事者を対象とした新型コロナウイルスのワクチン優先接種に関し、県内で想定されていた3月中旬を前倒しして「3月の1週目から始めていく」と明らかにした。県内には1日以降、最大4680回分のワクチンが第1弾として届く見込みで、届き次第すぐに接種を始める考えを示した。

 飯泉知事は全国知事会長として19日に河野太郎行政改革担当相と協議し、要望していた医療従事者向けワクチンの早期発送や都道府県への配分などについて説明を受けた。その際に河野氏が「優先接種は各都道府県の判断で行ってほしい」と語ったと言い、県内での前倒しを決めた。

 県内では医療従事者や保健所職員、救急隊員ら約3万8000人が優先接種の対象となる見込み。県健康づくり課によると、接種の順番などは今後協議して決めるという。

 優先接種分のワクチンは3月1日の週と8日の週に2回に分けて出荷され、徳島には最大で計9360回分が届く。