長野県箕輪町のアパートで2019年11月、無理心中を図り妻子3人を殺害したとして、殺人罪に問われたパキスタン国籍の住所不定、無職シャザダ・ホラム被告(50)の裁判員裁判で、長野地裁松本支部は25日、懲役28年(求刑懲役30年)の判決を言い渡した。

 判決理由で高橋正幸裁判長は「幼い息子を含む3人を相次いで殺害しており、極めて重大で厳しい非難に値する」と指摘。弁護側は「家庭内のトラブルなどで精神的に追い詰められ、正常な判断が難しい状態で責任能力はなかった」として無罪か減軽を求めていたが高橋裁判長は「完全責任能力があった」と退けた。