徳島ヴォルティスは20日午後2時から、アウェーでツエーゲン金沢と対戦する。徳島市のアスティとくしまではパブリックビューイングが行われる一戦。前節・地元でプロ初ゴールを決めた徳島県阿波市出身のMF小西雄大と、無失点に抑えた守備に加え、得点にも絡んだDF大﨑玲央に意気込みを聞いた。

 

小西雄大「4連勝できるようにというのが一番。そこに貢献したい」

 

 ホームで初ゴールを決められたのはすごくうれしかったですし、これまで携わってくださった方々からメッセージをもらったのもすごくうれしかったです。いろいろな方から連絡が来ましたし、これをステップにして、これからどんどんレベルアップしていけたらいいなと思います。

 (岩尾選手不在の中、大切な役割を任された)水戸戦は、なかなか試合に入れなかったですけど、京都戦ではボールに触る回数は少ないながらも、いいポジションは取れたと思うので、そこは収穫だったかなと。

 (金沢戦に向け)守備では、スライドをしっかりやって、プレッシングを掛けてきた相手にどう対応するか。もし相手が引いてきたら、ずっと課題である「引いた相手をどう崩すか」といったところにフォーカスしたい。その準備はしっかりできたと思います。攻撃では、足元だけにならず、裏に抜ける動きも大事かなと思います。

 京都戦みたいな形で勝てるのが一番うれしいですし、チームが3連勝していて、4連勝できるようにというのが一番なので、それに貢献できたらいいかなと思います。

 

大﨑玲央「いまのメンバーでも十分に戦えるのを見せていければ」

 

 3試合連続無失点で終われているというのは、チームとしても大きな進歩だとは思います。ただ、逆に言うと、攻撃面では形をつくっているけど、それが得点として表れていないということ。そういった中でも守備陣が安定して、声を掛け合いながら、失点を防ぐことができれば負けることはないので、集中してやっていきたいと思います。

 (ビルドアップに関しては)自分の強みだと思っているので、もちろんディフェンスなので失点しないことが一番ですけど、このチームのコンセプトの中で、ビルドアップをいう部分をより多く出していくよう心掛けています。

 かなりの数の主力選手がいない中で、こういうときこそチームが一つとなって、全員で戦わなければいけないと思っています。もちろん離脱者が早く復帰すればいいですけど、いまのメンバーでも十分戦えるんだぞ、というのを見せていければいいかなと思います。