個性豊かな手作りの庭を楽しむ来場者=阿波市阿波町

 徳島県阿波市のガーデニング愛好家が自宅の庭を開放して花木を観賞してもらう「阿波オープンガーデン2018」が19日、始まった。市内外から訪れた約1500人が趣向を凝らした庭園を巡り、季節の花々などに親しんでいた。20日まで。

 同市の愛好家でつくる「阿波オープンガーデンクラブ」の会員宅15軒が、趣のある日本庭園や手入れの行き届いた英国風ガーデンなどを公開。同市阿波町四歩一の井原まゆみさん宅では、キャットミントやローズマリーなどハーブを中心とした色とりどりの花が咲き誇り、来場者は庭をバックに写真を撮るなどして満喫していた。

 子どもと訪れていた豊原裕子さん(41)=徳島市国府町北岩延、主婦=は「どの庭も個性的ですてきでした」と話していた。

 今年から総合案内所を置く市阿波支所(同市阿波町東原)を発着点に、会員宅を結ぶ巡回バスが運行しており、1人500円(未就学児無料)で終日利用できる。