【モスクワ、ワシントン共同】米政府がロシア反体制派ナワリヌイ氏の毒殺未遂事件を巡り、対ロシア制裁を発表したことを受け、ロシア外務省のザハロワ情報局長は2日夜、声明を出し「受け入れられない。対抗措置を取る」と表明した。ナワリヌイ氏が化学兵器で攻撃されたという制裁理由はばかげたことだと批判。ロシアは2017年以降、化学兵器は保有していないと主張した。

 ロシア政府は毒殺未遂への関与を全面否定し、証拠を示すよう要求。一方、イエレン米財務長官は声明で「政治的な反対派を沈黙させるために化学兵器を使ったことは、いかに国際規範を無視しているかを示すものだ」と批判した。