徳島ヴォルティスのアウェー金沢戦は、初めてのパブリックビューイング(PV)での観戦。キックオフは午後2時ですが、開場が正午なので、15分ほど前にアスティとくしまに到着しました。すると、すでに50人ほどの行列が。ユニフォーム姿の人も多いです。現地に行けないサポーターの皆さんも、アツいです。
いよいよ開場。チア「BLUE SPIRIT」メンバーとヴォルタくんがお出迎えしてくれます。大きなホールの正面に大画面とその前にいす席がずらり。広いです。右側にスタジアムグルメ、左側にグッズ売り場。すでにケバブのいいにおいが漂っている…。
開場を待っていたサポーターの皆さんのお目当ては、グッズ売り場。PV限定のお得なグッズセット「初夏のグッズ福袋」(3000円)が次々に売れていきます。そして、半額となったヴォルタくん&ティスちゃんのBIGぬいぐるみ(限定5個、各約1万3000円が各6000円に)。BIGヴォルタくんはあっという間に完売です。さすが!人気者。
キックオフまでの時間、グルメを楽しんだり、子どもたちはプレイパークでミニサッカーをしたりと思い思いに過ごしています。何となく鳴門ポカリスエットスタジアム(ポカスタ)の雰囲気と似ている…。すると、聞き慣れたアナウンスの声が。ポカスタでおなじみ、スタジアムDJの福士幹朗さんが登場し、盛り上げます。
午後1時からのステージイベントは、徳島文理大学生の和太鼓演奏とよさこい披露の後、「BLUE SPIRIT」がチアリーディングで盛り上げます。
試合に向けて気分が高まってきます。アスティとくしまのPV来場者数は800人以上、現地に遠征しているサポーターは約200人だそう。入場時に配られたスティックバルーンをたたいて応援の準備は整いました!
金沢の選手紹介では、清原翔平選手の名前が読み上げられると拍手が。昨年徳島に在籍していたんですね。徳島の選手紹介は、いつも通りの映像とDJ福士さんの熱のこもった生アナウンスに合わせて歓声が上がります。特にケガから復帰した島屋八徳選手、12日の京都戦でJ初ゴールを決めた小西雄大選手のときにはひときわ大きな声援。期待の大きさが伺えます。
と、右肩の負傷で試合を離れている岩尾憲キャプテン、今季加入した渡井理己選手、坪井清志郎選手がステージに登場。サプライズゲストに観客席から拍手と大歓声が送られます。
3選手も観客席に着いて、いよいよキックオフ。シシーニョ選手はあいかわらずボールをいつの間にか奪っているし、復帰した島屋選手がさっそくチャンスを作ります。攻め込む場面では、映像から聞こえてくる徳島のゴール裏名物の鉦の音に合わせて、アスティとくしまの観客席もスティックバルーンをたたいて応援。何度かひやりとする場面もありましたが、守り切って前半終了。
ハーフタイムには、観客席にいた3選手が再び登壇し、トークを披露。首には選手監修「アツすぎるタオルマフラー」を掛けています。一度ステージを去った3選手が再び登場すると、「アツすぎるタオルマフラー」を岩尾キャプテンがPRしました。勝ったら回す!タオルマフラーです。
後半も攻守が入れ替わりつつ、ゴールが奪えないまま時間が過ぎていきます。なんとか勝ってほしい。1点ほしい。大﨑玲央選手、石井秀典選手、井筒陸也選手が守る。画面の向こうから「立ち向かえ戦士たち」のチャントが聞こえてきます。両チーム得点できないまま試合終了。残念ながら4連勝とはなりませんでしたが、無失点で勝ち点1ゲットです。
試合終了後、またしてもサプライズが。岩尾キャプテンらPV観戦の3選手が急きょサイン会を開催しました。ヴォルティスのスタッフに聞いたところ、予定してなかったそうで、「3選手の厚意です」とのこと。ユニフォームやスティックバルーン、タオルマフラーを差し出すサポーターひとりひとりに丁寧にサインし、言葉を交わします。岩尾キャプテンのケガを心配して声を掛けるサポーターには笑顔で応えていました。試合に出られないときもファンサービスを欠かさない選手たち、頭が下がります。サポーターは一層応援に熱が入りますね。
ケガで試合に出られない選手がいる中、無失点の試合を重ねている徳島ヴォルティス。島屋選手が復帰するなど、明るいニュースもありました。次はホームで松本山雅と対戦。アツすぎる応援で、ホーム3連勝を目指しましょう!
【本日のアディショナルタイム】
初夏のグッズ福袋を購入。リカルド・ロドリゲス監督トートバッグに、Tシャツやポケット付きミニタオル、マスコット巾着、ミニフラッグと、今日の試合で復帰した島屋八徳選手のサイン入りカードがセットでした。