徳島県庁

 徳島県美波町田井の室戸阿南海岸国定公園内の山林を阿南市の男性が無許可で伐採し、県から指導を受けたことが分かった。県は植樹などを求めており、男性は「申請が必要な場所と知らなかった。指導の通り行う」としているという。

 県によると、伐採されたのは男性が所有者の同意を得た山林1・3ヘクタールのうち0・2ヘクタール。男性は備長炭の材料にしようと昨年10月上旬からウバメガシの木を切っていた。11月2日に通報を受けた県が中断させた。

 自然公園法は、知事の許可を得ずに公園内の木を伐採することを禁じており、男性は申請をしていなかった。伐採作業時に必要な町への届け出もなかった。

 伐採基準は「全体の60%以下」で今回は基準内だったが、集中的に伐採して景観上の問題が生じているとして、県は男性に伐採箇所や拡張した作業道への植樹、土砂崩れ防止の木の柵設置、放置した木の枝撤去を求めている。