ティー打撃に取り組む阿南工ナイン

 来年は、4月に新野と統合して開校する阿南光との合同チームで出場する可能性が高い。阿南工として臨む最後の夏は毎試合10得点を目標に掲げ、昨年を上回るベスト4入りを狙う。

 冬場に打ち込んだおかげで、各打者の飛距離と打球の質が大きく向上した。一番の成長株はリードオフマンの成松。トップの打率4割6分を残し、17盗塁と走塁技術にも優れる。3番井筒は4割、20打点を挙げ、春以降は5本塁打を放った。長打力のある4番西崎、4割の5番久龍も好調をキープしており、下位打線に当たりが出れば、大量点も期待できる。

 投手力にはやや不安を残す。右腕井筒は直球を主体に気迫で打者に向かっていくタイプ。春以降制球力が良くなり、打たせて取る投球術を身に付けた。技巧派の左腕稲田は打者のタイミングを外すのがうまい。守りは強肩の捕手福田らセンターラインが安定。ミスを減らし、競り合いの展開に持ち込みたい。

 ―井筒遥大主将―

 一人一人が一球の重みを感じながら練習に取り組んできた。阿南工単独で戦える最後の夏は全力プレーを誓う。初球のストライクを見逃さないようにしたい。